muse-head当社が後援するメンバーでもある本多優一さん(指揮者)が、清瀬市立清瀬第二中学校様の校内合唱コンクールの指導と講評に行ってきました!

清瀬第二中学校様は合唱コンクールに大変力を入れられており、本番はなんと所沢市民文化センター「ミューズ」で行われる豪華さです。
本多さんは去年から合唱の指導と講評に行かれていました。

本番直前2日間の集中指導

今年は春に、校長先生が教育学部の声楽出身の方に変わったこともあり、毎日全校を上げて朝練と夕練を実施するなど、去年以上に熱心に取り組む校内合唱コンクール。

本多さんが指導に行ったのは本番3日前の2日間で、朝練、夕練、学年ごとのリハーサルとで全てのクラスにアドバイスをしてきました。

「1クラス3~4分のアドバイスですぐに変わります」

3学年、全18クラスを見ないといけないので、指導は朝練と夕練の時間に各教室を回って行います。
練習時間も30~40分くらいしかないので、1クラスに割ける時間は3~4分程度。
教える方もかなり目まぐるしいスケジュールですよね。

それでも、普段なかなか受けられないプロフェッショナルの合唱指導の効果はてきめんで、本多さんが実演を交えながら少し指導をするだけで、あっという間に全体の音が変わってしまうクラスばかりだったそうです。本多さん自身も、自分が指導する中で生徒さん達がどんどん活気付いていく手ごたえを感じたようです。

効果的なアドバイスを的確に教えてくれる本多さんは生徒さん達にも慕われ、お昼休みともなると、意識の高い生徒さんが本多さんの控室にやって来て

「楽譜のここはどうしたらよいですか?」
「どうしたらもっと良くなりますか?」
と質問に来るほどだったとか。

生徒さんの向上心もも素晴らしいですね。

本多優一の合唱ワンポイントアドバイス!

そんなにすぐに合唱が上達するなんて、一体どんな指導をしているのでしょうか?
本多さんにちょっとだけ教えてもらいました。

ポイント1:呼吸

ブレスは早めにし、次の音のイメージをしっかり作って準備してから歌いだすこと。
ゆっくり吸わずに、ハッ!とお腹で素早く吸う。
ブレスで肩が上がる人はお腹を使っていない証拠。

ポイント2:口を縦に開ける

インドヨーロッパ語族の言語が口を横に開くのに対し、日本語は口を縦に開く言語。
日本語をしっかり発音するためには、正しくしっかりと口を開けるよう意識すること。

ポイント3:音を押すイメージで

日本は「引く」動作の文化であるのに対し、ヨーロッパは「押す」動作の文化。
このフィーリングの違いが音の違いとして出てしまう。
引きのエネルギーで歌うと音を伸ばす途中で力が抜けてしまい、響きが貧弱で、常にデクレッシェンドするような歌になってしまう。
響きを最後まで押すイメージ、母音を押してよく響かせると、豊かな響きが得られる。(実際は色々な場合があり一概に言葉にするのは難しいが)

ポイント4:音楽を流す

どこに向かって歌うのか、どこにエネルギーを持っていくのか、それを意識する事で、音楽に流れが生まれる。

実際はケースバイケースで、なかなか言葉にするのは難しいそうですが、実際の指導では各クラスが実際に歌う曲の中で、本多さんが実演を交えて教えてくれるので、みんなすぐに飲み込んで変わってしまうそうですよ。

こうして、細かい具体的なアドバイスは各クラス練習でもらえます。

曲全体を俯瞰したアドバイスはリハーサルで

朝夕の練習時は時間が少ないので、1曲全体を通してのバランスや、曲間の雰囲気が変えられているかなど、全体を見てのアドバイスは学年ごとのリハーサル時に行いました。

リハーサルでは、マイクを持ちながらのアドバイスの他、講評用紙でのアドバイスもあります。

いよいよ合唱コンクール当日!

zentai10月15日に所沢市民文化センター「ミューズ」で開催された合唱コンクール。
本番当日はなんと朝からホール近くの公園などで生徒さん達が練習するほどの熱の入りようでした。
これだけ生徒さんが真剣に行事に取り組む学校もそうそうないのではないでしょうか。

合唱コンクール当日、本多さんは審査員の1人を務めました。
当日は口頭や文面でのアドバイスは許されず、審査項目への点数付けのみなのだそうですよ。

点数だけでも、本多さんなど専門家の点数は一般の先生の5倍になるので、1つ1つ重みを感じながら慎重に採点されたそうです。

学生さんも勉強に同行

brass本番当日は、東京音大ピアノ科の大学院1年生の学生さんが、事務のお手伝いも兼ねて勉強に同行されました。

ピアノ科の方は合唱伴奏をする事も多いので、とても勉強になったようです。

・強弱やフレーズなど細かい部分まで意識していて、たくさん練習したことが伝わった。
・大きいホールなのにピアノの音が良く聞こえた。
・2000席近くある大きなホールで歌えることは貴重な経験だと思う。

など、今後自分の合唱伴奏にも活きてくる経験になったと思います。

合唱指導のご依頼も承ります

本多優一さんによる合唱指導のご依頼も承ります。
小学校、中学校、高校の授業や部活、大学のサークルや地域の合唱団など、本多優一さんによる合唱指導を希望される団体様は当社までご連絡下さいませ。