皆さま、はじめまして。
今回は高橋俊伎、乙藤健太が、福岡での活動についてご報告させていただきます。

福岡市中央区、天神にあります『コミュニティラジオ天神』(通称 コミてん)に、『MUSE LIFE』という音楽番組があります。

これまでは、株式会社ソナーレの企画、提供でお送りしていましたが、この度、企画、運営の部分を、NPO法人ネクストステージ・プロジェクト(以下NSP)に移してお送りしていくことになりました。

『コミュニティラジオ天神』の番組『MUSE LIFE』について

まずはこの番組について少し紹介をさせて下さい。

『MUSE LIFE』は、2013年2月6日に第1回放送がスタートして以来、毎週水曜日11:00〜11:55に生放送しており、2017年12月15日現在、放送回数は実に253回を数えております。

パーソナリティは、関東の音楽大学を卒業し、現在は地元である福岡を中心に、各地で演奏活動や後進の指導にあたっている、僕たち

高橋俊伎(ラジオネーム:トッシー) 昭和音楽大学卒・サックス奏者

乙藤健太(ラジオネーム:ケンちゃん) 洗足学園音楽大学卒・ドラム・パーカッション奏者

の二人に加えて、コミてん所属パーソナリティの

Linda Akikoさん

の3名です。

番組を通して、ゲストの方々の音楽との出会い、情熱などをお聞きするたびに、僕たちは、音楽の素晴らしさや必要性に毎回気付かされます。

人によって音楽との出会いや関わり方は様々で、順調に音楽生活を送れてきた方や、そうでない方など、いろいろな方と番組で接してきましたが、違いがあっても、皆さん共通して音楽がとても好きだという気持ちが、言葉からダイレクトに伝わってきます。

NSPがめざす、東京と地方の音楽文化、音楽家のあり方

福岡に縁のある音楽家をゲストにお招きして番組を進めることが多いのですが、先日12月6日は、この番組の企画、運営がNSPになるご挨拶として、当事務所の音楽ディレクターで、トロンボーン奏者の藤井裕樹〔フジイヒロキ〕さんをゲストにお迎えしました。

高校卒業後、19歳でプロ活動を開始され、ジャズ、スタジオワーク、Jポップアーティストのサポート、テーマパークでの演奏、作編曲など、幅広い活動をされている藤井さんですが、現在の活動にも繋がる大きなキッカケとなったのは、アメリカ留学だったそうです。

東京集約ではなく、地方独自に盛り上がる音楽文化を

日本だと東京に集約されすぎている音楽文化、ビジネスですが、アメリカではその土地によってのカラーや個性が強く、それぞれ違った良さがあることにとても感銘を受け、帰国後の活動にも変化が訪れたとのことです。

日本でも、民謡やお祭りなどは地域のカラーや個性があると思いますが、クラシックや吹奏楽のように、西洋から入って来た音楽、とりわけビジネスはどうしても東京に偏ってしまうんですよね…

若い音楽家は東京にこだわらなくてもいい、音楽を通した自分の人生が今よりもっと輝くものになって欲しいと願い、その環境を実現するため、NSPの音楽ディレクターとして後進の指導にあたっています。

音楽家も、ビジネスマンとしてのスキルと視野を

音楽大学を卒業した途端にフリーランスとして活動を始めると、どうしても社会人としての知識や経験が追いつきません。知らないこと、分からないことだらけなのです。これは、音楽大学のカリキュラムでは補えない内容だからです。

僕たち自身もそれを痛感して来ました。
楽器が上手いだけではダメなんですね。

演奏提供事業では、マネージメントはもちろんですが、クライアント様へのマナーや、ニーズに合わせた選曲まで、職業として音楽に関わるということ、そして、社会人として人と関わる上での注意点までを、藤井さんは細かく指導しています。

そして何より、価値観を広げていき、音楽と共存するための道の選択肢を増やすためにはどうすれば良いか。
こだわることも大切ですが、視野を広げて行くことの大切さを話して下さいました。

地方での音楽活動の成功モデルを創りたい!

地方での活動による成功の形を見つけ出し、卒業後の人生がより輝ける音楽家が一人でも増えるように、NSPは支援、活動を続けていきます。

僕たちとの出会いを通して、

「まずは福岡から、一緒に盛り上げよう!」

藤井さんはそうおっしゃって下さいました。

福岡でも音楽文化は盛り上がって来てはいますが、当然まだまだ東京には及びません。
ですが、素晴らしいアーティストはたくさんいるのです。

NSPからの発信で、福岡での演奏や指導の機会を増やし、音楽家を増やすことで、さらに音楽文化は盛り上がるでしょう。

そうすれば、

「卒業後、福岡に行く」

という選択肢も出来るのではないでしょうか。

「福岡に帰る」ではなく、「福岡に行く」。

上手くいけばその動きが全国へと広がり、地方出身者が関東の音大を卒業後、地元を拠点に活動をしたり、仮に出身地ではなくても、東京以外の活動の場を選べるようになっていくかも分かりません。

需要を創造し、音楽を通して地域の活性化を!

また、NSPは、生演奏の需要の創造も趣旨の一つに掲げています。

『MUSE LIFE』でも、特に現代のようなデジタルな音楽ではなく、ピアノ、吹奏楽、オーケストラといった生の音楽の良さを多くの方々と共有し、さらに、音楽を通して地域活性化をするという願いを、僕たちはパーソナリティの立場で、ラジオを通して伝えていきたいと考えています。

プロの音楽家というのは、多くの方々のサポートによって成り立っています。お金を払って聴いて下さる方や、レッスンを受けて下さる方がいなくては成立しない職業なのです。

ラジオのリスナーの皆様にも、もっと音楽家を知っていただき、興味を持っていただき、演奏を聴いていただき、好きになっていただき、応援していただけるような番組作りを心がけていきたいです。

『MUSE LIFE』の視聴方法

『MUSE LIFE』の視聴方法としては、通常のラジオ周波数(77.7MHz)で聞く場合は福岡市中央区のみですが、インターネットラジオ(サイマルラジオ)で全国どこでも聴くことができます。

また、Ustreamで動画としても視聴可能です。
Ustreamの場合、1ヶ月間は保存されいつでも視聴可能ですが、著作権の関係で音楽は流れず音声のみでの視聴になりますのでご了承下さい。

・コミてんホームページ
 → http://comiten.jp

・サイマルラジオ
 → http://www.simulradio.info/#kyusyu
ホームページ下部の【九州】の中から【コミュニティラジオ天神】 横の【放送を聴く】をクリックお願い致します。

・Ustream
 → http://www.ustream.tv/recorded/110322543
今回ご紹介している、藤井さんゲストの放送回は
2018年1月6日(土)
までの間でしたら視聴可能です。

今後とも『MUSE LIFE』は、多くの音楽家を紹介し、福岡の音楽シーンを盛り上げていきますので、NSP共々よろしくお願い致します。