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生演奏の事例

親子向けのミニコンサートを開催しました!

こんにちは! 音楽ディレクターの藤井です。

千葉県にお住まいの個人様のご依頼で、親子向けのミニコンサートを開催しました。
(2021年1月5日新習志野公民館幼児室にて)

ご依頼をくださったのは、ご自身もアマチュアヴァイオリニストのお父様で、「お子様やご家族、地域に住む友人のご家族にヴァイオリンの生演奏を聴かせたい」という素敵な内容。

演奏は、「地域密着型」のご依頼だったため、同じく千葉県在住の音大生、明田川響子さんにお願いしました。

明田川さんには昨年2月に2度、NSPで提供させていただいたイベントに出演していただきましたが、3月のイベントは新型コロナウイルスの影響でキャンセルとなり、以後、NSPでもいっさい演奏のご依頼が入らない事態となってしまいました。

特に、企業様からの周年パーティーや忘年会などは、おそらく開催そのものがほとんどないでしょうし、開催されていたとしても「音楽家を呼べる状況ではない」というのが正直なところだと思います。

そんな中、個人の音楽ファンの方からオファーをいただけたのはとても有難い事です。

当初は明田川さんのソロのつもりでしたが、お姉様が元音楽教諭でピアノが弾けるという事で、急遽参加してくださいました!

ジブリやディズニーの曲、葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」、エルガーの「愛の挨拶」など数曲をお届けしました。中でも、ご依頼主のお子様が大の「トイ・ストーリー」好きらしく、映画の主題歌である「君はともだち」に、特に熱心に聴き入っていましたね(リハーサル、本番、アンコールで3回聴いていただきました…笑)。

大晦日に東京都では1300人を超える感染者が出てしまい、このコンサートの前日には菅総理が「緊急事態宣言を検討中」というメッセージを出した事もあり、ご来場を予定していた何組かのご家族はキャンセルになってしまったそうですが、結果としてはソーシャルディスタンスになり、ゆったりと聴いていただけたかと思います(検温、消毒も行いました)。

「小さいうちからこのような“生演奏”を聴かせるってとても大事ですよね」

「自粛をしてまったくコンサートに行けない間に、子どもはすぐ大きくなってしまうので、こうして開催してくださって嬉しいです」

ご夫妻のこのようなお話がとても印象的で、胸に響きました。

もちろん今は健康第一で、感染を広げない、収束させる事が最優先ではあるものの、健康という意味では「心の健康」も大切です。「教育」の観点からも、このようなコンサートを実施していく事には価値があると思います。

また、コロナに関係なく、小さなお子様をもつご家族が気軽に足を運べるコンサートが少ないのも事実であり、「音楽が社会をつなぐ」を目的に活動しているNPO法人としましては、このようなご依頼に積極的に応えていく責務があると考えています。

今回のご依頼主様とも、世間の状況を見つつ、コロナ対策もしながら、この企画を広げていこうという話になりましたので、習志野や浦安近辺の方はぜひご参加ください!

このたびはありがとうございました!

 

【今回の演奏依頼概要】
日時:2021年1月5日
会場:新習志野公民館幼児室
演奏:
ヴァイオリン/明田川響子
ピアノ/明田川瞳
ご依頼元:バイオリンリトミッククラブ
ご依頼内容:親子向けミニコンサート

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