親子で作ろう!デジタル動画絵本
※「デジタル動画絵本」は2024年3月の当NPOの活動停止に伴い、応募の受付を終了させていただきました。
1.デジタル動画絵本とは?
このように、物語の主人公をお子さんが演じ、ナレーションを親御さんが担当、その映像と音声を絵本の背景と合成して制作するNSPオリジナルの動画作品です。
希望者にはDVD化してパッケージをお贈りするほか、ホームページ、YouTubeなどのSNSで公開し、直接参加していないご家族も楽しめる動画コンテンツとして配信します(公開は許可をいただいたご家族限定です)。
また、使用するBGMはすべて、この企画のためにNSPの登録若手音楽家がレコーディングしたクラシック音楽を使用します。
演じるだけではなく、歌ったり、音楽に合わせてダンスをしたり、耳をすませて音楽を聴く事に集中してもらうなどのワークを通して、音楽教育の機会を提供するとともに、幼いうちから上質な音楽に触れるという情操教育に役立てたいと考えています。
◆なぜ「親子」なのか、プロジェクト始動のきっかけ
コロナ禍でテレワークが普及し始めたり、保育園、幼稚園がお休みになったり、親子で一緒に過ごす時間が圧倒的に増えました。しかし気軽に外へ出かけられない状態で、子ども向けのイベントも中止が続き、遊び場に困っている親御さんも多いと思います。遊びたい盛りのお子さんと、子育てに奮闘する親御さん…お互いにストレスやフラストレーションが溜まりますよね。
そんなご家族に“音楽を通して日々を楽しく過ごしてもらいたい”という想いから、この企画が生まれました。お子さんの感性・センスを磨くのに必要なのは“体験”し、価値観に“刺激”を与える事だと言われています。これはお子さんだけで出来る事ではなく、親御さんのご協力が必要不可欠です。
また、コロナ禍に関係なく、実際に演奏会へ行こうと思っても、未就学児のいるご家族が気軽に足を運べるものが極めて少ないのも事実です。この企画は親子で気軽に楽しく音楽体験が出来て、なおかつお子さんの感性を磨く1つのツールになれるのではないかと考えています。
◆今しか出来ない「思い出作り」を
ただ絵本を読み聞かせるだけではなく、実際にセリフを声に出したり身体を動かしながら、親子で作品を作り上げる事で、体験そのものが「かけがえのない思い出」になり、お子さんの「豊かな心を育む」ためにも、とても重要だと考えています。
“今、この瞬間”しか残せないお子さんの表情や思い出はたくさんあるはずなのに「コロナで外出出来ないから…」と空白になってしまってはとても残念ですし、悲しいですよね。
しかし、デジタル動画絵本を親子で力を合わせて作り上げ、動画作品として残す事で、お子さんが成長して大きくなっても見返す事が出来ますし、「あんな事したね、楽しかったね」と家族で作品を観ながら何度でも振り返る事も出来ます。
お子さんの感性を育てるだけでなく、親子の大切な思い出の1つとしても残していただき、なおかつ“音楽が身近にある日常”を体験していただければと願っています。
◆音楽へのこだわり
NSPは「若い音楽家、未来の音楽家をアシストするNPO法人」です。 子ども向けの作品だからと言って、BGMで手を抜く事は決してありません。皆さんがよく耳にするクラシック音楽を中心にした選曲で、すべてこの作品のためにレコーディングをしています。 また、作品で使用する音楽は複数の曲から選択が可能なため、よりオリジナリティーのある動画に仕上がります。
◆実際の完成動画
撮影する作品は「きたかぜとたいよう」「しらゆきひめ」の2作品からお選びいただきます。