若い音楽家の”ネクストステージ”を支援します

 私たちネクストステージ・プロジェクト(NSP)の活動は、故・丸山大策がピアノ販売のセールスマンとして、そして楽器可マンション仲介管理会社の創業経営者として、半世紀にわたり行ってきた音大生や若い音楽家を支援する取り組みを原点としています。

 音楽に限らず、自分が好きな道を職業にするためには高い技術や才能を求められ、それで生計を立てていくのはなかなか難しい事です。また、テクノロジーの進歩によって生演奏の機会は減り、若い音楽家の活動の幅は年々狭められている感があります。

 そんな中でも成功を修め、生計を立てられている音楽家は一定数存在しますが、彼らには演奏以外にどんな能力が備わっているのでしょうか。

 私は、『一人の社会人として自立するための能力』だと考えています。

 演奏もその中の一つの能力と言えますが、それ以外のさまざまな「ビジネススキル」や「人間力」を身につける事によって、はじめて自立が可能になります。

 音楽大学は、音楽の技術を教育する専門機関ですから、これらを学ぶ機会はほぼありません。だとすれば、私たちが担うのはその分野であると考えました。そして、その取り組みをより充実させるために、2015年に非営利団体(特定非営利活動法人=NPO法人)としてNSPを設立しました。

 音楽家やスタッフとしてNSPに関わる体験を通して、人として、社会人として自立するために必要な知識を学び、経験とスキルを武器に「ネクストステージ」へ羽ばたいていってほしいと思います。

 その形は、プロの演奏家だけではなく、音楽教室の講師や、音楽関係の企業への就職、さらには一般企業への就職など、さまざまです。結婚して育児をするのも立派なネクストステージです。これらのすべてが「尊い若者の自立のかたち」ではないでしょうか。

 私たちをつないでくれている「音楽」というかけがえのない共通言語を使い、一人でも多くの人財が社会で輝ける機会を提供していく所存です。

 皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人ネクストステージ・プロジェクト
代表理事 丸山朋子