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生演奏の事例

わしんち元気・池上様ご依頼|施設内の催し物にてジャズカルテットの生演奏

こんにちは。マネージャーの井原です。

7月29日(日)はグループホームわしんち元気・池上様のご依頼で、施設内の夏祭りにジャズの生演奏をご提供させていただきました。
1週間ほど前から台風の直撃が心配されましたが、首都圏に大きな影響はなく、当日は台風一過の晴れ間となりました。

さて、今回の演奏は、トロンボーン奏者の石橋采佳さん、ピアノの加藤友彦さん、ベースの石川紅奈さん、ドラムの村上和駿さんで構成されたジャズカルテット「Eranos Jazz Quartet」。

同じ大学でジャズ専修を卒業した彼女らは、在学中からバンドを組み、現在もさまざまな場所で精力的に演奏活動を行っています。

グループホームへお伺いした時間には、会場である共有スペースで入居者様が和まれていて、リハーサルの時からすでに何人かが聴いてくださっていました。普段聴く事の出来ないリハーサルを見られるのも、このようなアットホームな会場ならではだと思います。

そのリハーサルの際、今回のプログラム以外の曲も音出ししていた事に驚きました。私はクラシックのファゴット奏者なのですが、本番の楽曲以外を音出しするのは、個人のウォーミングアップの場合は有り得ますが、バンド全体の場合はまずありません。

リハーサルを聴いてくださっている方へのサービスだったのかもわかりませんが、これも即興演奏を得意とするジャズならではの光景ですね。

イベントが始まるころにはたくさんのお客様でいっぱいになり、後ろで立ち見をしている方もいらっしゃいました。それほどまでにこのイベントを心待ちにしていただいたのかなと、とても嬉しく思います。

プログラムはジャズのスタンダードナンバー「I got Rhythm」から始まり、「浜辺の歌」などの童謡や有名なJポップのジャズアレンジなど、アンコールを含め9曲という大変聴き応えのある1時間の演奏。

カルテットばかりではなく、トロンボーンとピアノというデュオの編成でバラードを演奏したり、楽器紹介のコーナーも設けて、ソロを披露する工夫を凝らしていました。あまり楽器に馴染みの少ない人にとっては、このようなコーナーがあると、退屈しないし、より興味をもって楽曲を聴く事が出来ますよね。

演奏会全体を通して、思わず体が動かしたくなるような曲もあれば、目を閉じてじっくり聴きたくなるような曲もあり、1時間のプログラムがとても短く感じるほどに大変充実したものでした。

その他にも、石橋さんの司会は素晴らしく、笑顔で進行されていました。そんな顔を見たら思わず誰でもにっこりしてしまいますし、ますます楽しい気分になりますよね。

アンコールには「赤とんぼ」を、カルテットの皆さんが作成してくださった歌詞カードをお客様に配り、一緒に歌っていただきました。会場全体が一体感に包まれた素晴らしいアンコールです!

今回のお客様の中には、入居者様の息子様とお孫様もお越しいただいているご家族もあり、3世代で同じイベントを楽しんでくださっている様子を拝見し、こちらも心が温かくなりました。

ほかの入居者様やスタッフ様からも「素晴らしい演奏会でした。」「来年も是非お願いしたい。」などお褒めのお言葉をたくさんいただくと、マネージャーとしてとてもやりがいを感じます。

入居者様にとって第2の家であるグループホームでの今回のイベントが、かけがえのない思い出の1ページになってくださったら幸いです。また、このような時間をより多くの方と共有出来るように、活動を充実させていただきたいと思います。

こちらのグループホーム様からは昨年にも同様のご依頼があり、大変ご好評であったため、今年もリピートをいただきました。
グループホームわしんち元気・池上様、昨年に引き続きありがとうございました。
Eranos Jazz Quartetの皆様もありがとうございました。

【今回の演奏依頼概要】
ご依頼内容:施設内の催し物にてジャズカルテットの生演奏
日程:2018年7月29日(日)
会場:グループホームわしんち元気・池上
ご依頼元:グループホームわしんち元気・池上
演奏:Eranos Jazz Quartet

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